就活女子で“無料キャバクラ”? セクハラ被害の実体験を告白 「さぞかし楽しかったんだろうな」「気分を害したら他社も落ちると」
「就活セクハラ」はルールで予防できる?
就活生が声を上げにくい状況にある中、セクハラをなくす方法はあるのか? The HEADLINE編集長 石田健氏は「被害者を『そんな服を着ていたから』『あなたが誘ったのでは?』『どうしてイヤと言わなかった?』などと責める“レイプ神話”がまだ根強いようだ。こういった被害をなくすには“一人ひとりの意識改善”だけではなく、制度や仕組みによって問題に向き合うべきだ」と指摘した。 政府も対策を講じていないわけではない。 厚生労働省は「就活セクハラ」を防止するよう企業に義務付けるため、今年の通常国会で関連法改正案の提出を目指している。 厚労省の動きについて石田氏は「このような国の動きは企業に対するメッセージになるためポジティブなもの。ただ、あくまでも“方向性の提示”に過ぎないため、実際に実効的な対策をとっていくべきは企業だ。例えば、OBOG訪問に関するレギュレーションやガイドラインを作る、あるいは就活生に限らず年下の社員とは必ず社内で会うなど、具体的で細かいルール作る必要がある」と述べた。 関口さんは石田氏に賛成しつつ「もし相談窓口を設けても学生は内定がほしいためになかなか言えない。そのため、私は『自社を受けている、志望している学生との夜の会食禁止』を設けるべきだと思う。もちろん、インターンとの打ち上げなど会社の公式イベントなどは行えばいい」と提言した。 (『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部