「朝ごはん」を食べると1日のカロリーの消費量が倍に!カロリーを効率よく消費したいなら朝食を食べるべき理由
朝食を抜くと血糖値が不安定になり、 甘いものが欲しくなる
空腹が続くと血糖値がアップダウンして、めまいやイライラに見舞われる。だからランチ前にお菓子に手が伸びる。でも、甘いお菓子に含まれる糖質は消化・吸収されやすく、空腹を満たしてくれない。だからマインドレスに食べ続けてしまう。 「タンパク質、複合糖質、ヘルシーな脂質で構成されたバランスのよい朝食をとりましょう」とホープ。「そうすれば、午前中の血糖値が安定しやすくなりますよ」 タンパク質とヘルシーな脂質は、糖が血中に吸収されるのを遅らせるため、食べものをエネルギーに変えるホルモンであるインスリンの分泌が減る。その結果、血糖値が安定して、空腹を感じにくくなる。 「血糖値が下がると甘いものが欲しくなります」とホープ。「だから、バランスのよい朝食で血糖値の低下を防ぐことが大切なのです」
「朝食は王様のように」を目指して
犬の散歩や子供の送迎、メールチェックで忙しい朝は、冷たいパン1切れで済ませてしまいがち。でも、朝食にも昼食や夕食と同じように時間をかければ、達成感とエネルギーに満ちた状態で1日が始められる。 「朝食は王様のように」といわれるのにはワケがある。「朝食をしっかりとれば、体も心もベストな状態で1日が始められます」とクラーク。「しっかり食べると、自分はちゃんと自己管理ができている、このまま健康的な食生活を続けようという気持ちになれます」 おなかが空いたり甘いものが欲しくなったりするたびに冷蔵庫を開けていては、集中力も続かない。また、血糖値がアップダウンを繰り返すと、ぐったりしたり頭がボーッとしたりする。「朝から健康的な食事をすれば、おなかが満たされて力が湧くので、ビスケットや甘いシリアルバーで午前中を乗り切る必要もなくなります」。だから大事なことに集中できる。
オススメの朝食メニュー
ボリューム満点の朝食と不健康な朝食はまったく別物。カフェラテとバナナの代わりに油っこいドーナッツを食べても代謝効率は上がらない。 「朝食の内容は、その日の体調に大きな影響を与えます」とホープ。「高糖質の朝食のあとは血糖値がジェットコースターのように上下するため、活力のアップダウンも激しくなって、1日中甘いものが欲しくなります」 朝食で代謝を上げたいときは、タンパク質、複合糖質、ヘルシーな脂質を組み合わせがベスト、1食分のフルーツと野菜を添えて。ホープのオススメは、以下の4つの組み合わせ。 ・ライ麦パン+卵+ホウレン草 ・ライ麦パン+ピーナッツバター+バナナ ・ギリシャヨーグルト+ベリー+ピーナッツバター ・オートミール+ベリー+シード 「糖質いっぱいの朝食用シリアルではなく、全粒糖質(ライ麦やオートミールなど)、タンパク質、脂質のバランスがよい朝食で、活力を維持しましょう」とクラーク。「ポーチドエッグ、全脂肪のヨーグルトとフルーツ、オートミールとナッツとシードの組み合わせはオススメです。オートミールの糖質は体にゆっくり吸収されるので、活力を長続きさせてくれます。トッピングにタンパク質が含まれているのもいいですね」 オートミールとナッツ、フルーツなら買い置きしてトッピングするだけだから、早速試してみて! ※この記事は、『Netdoctor』から翻訳されました。