若手選手は実戦で殻を破り成長する【川口和久のスクリューボール】
試合で学ぶコツ
今季初登板で初勝利の巨人・山崎
開幕から約1カ月だが、先発投手が固まってきたチームがあれば、火の車になっているチームもある。中4、5日で完投が当たり前だった時代ならともかく、今は中6日で、しかも100球。先発だけでなく、リリーフの頭数も必要となり、投手コーチはやり繰りが大変だ。 火の車となっているチームの1つがBクラスに低迷する巨人。菅野智之、メンデスの故障離脱の誤算はあったものの、現状の合格点は戸郷翔征と新外国人のグリフィンだけと寂しい。昨年も同様に先発投手のコマ不足の中、若い選手に経験を積ませ、その先につなげようとしていたが、彼らの成長も今一つだ。抑えの大勢がWBCでさらなる進化を見せるも、なかなか、そこまで持っていけない。 その中で3年目の山崎伊織が・・・
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週刊ベースボール