ハーレーの中古車事情は? 認定中古車専門店に聞いてみた
いつかはハーレーダビッドソンに乗ってみたい、だけど、最初から新車を購入するのはハードルが高い……。そんなバイク乗りも多いのではないかと思ったので、ハーレーの中古車事情を調べてみた。話を聞いたのは、ハーレーの認定中古車を取り扱う「ハーレーダビッドソン サーティファイド埼玉」のショップマネージャー・大塚秀樹さんだ。 【写真】走行距離1万5,935kmで164万2,950円! 2018年式の「XL883N」(アイアン883)を写真で確認
■認定中古車と中古車の違いは? ハーレーダビッドソン サーティファイド埼玉は埼玉県深谷市にあるハーレーダビッドソンの正規ディーラー。認定中古車のみを取り扱う専門店だ。
「認定中古車」とはハーレーダビッドソン ジャパンが定める初年度登録8年以内、走行距離8万km未満、一定の点検と整備を受けているといった条件を満たした車両のこと。厳しい基準をクリアしているため通常の中古車よりも概して状態が良好な上、1年間の車両保証(走行距離無制限)やH.O.G.(ハーレーオーナーズグループ)メンバーシップ初年度無料などの特典がついている。 これで価格が安ければ認定中古車は間違いなくお買い得と言えるわけだが、そのあたりはどうなのか。中古車のリアルを大塚さんに聞いてみた。 ■認定中古車は実際のところ売れている? ――ハーレーダビッドソンのディーラーには新車も中古も取り扱っている店舗があります。なので、バイクを売る時は買った店舗で、となりそうなものですが、他店で買ったオーナーが売りに来ることもありますか? 大塚さん:そういうケースは多いです。そこは、専門店ということが大きいかもしれません。当店は中古車しか取り扱っていないので、新車も中古車も置いているディーラーと比べると、圧倒的に入りやすいんです。いい意味で、敷居がすごく低いのが強みと言えます。 ――日本では発売から間もない「X350」や「X500」といった最新モデルも、すでに認定中古車として入荷されていたりしますか? 大塚さん:もう出てきていますね。X350は1台販売しました。 ――ハーレーダビッドソン サーティファイド埼玉では、月に何台くらいの認定中古車が売れていますか? 大塚さん:月だとだいたい10台~20台くらいですね。「883」や「1200」の空冷スポーツスターが圧倒的な人気ですが、「ソフテイル系のクルーザー」「ブレイクアウト」「ローライダーS」「ストリートボブ」なども人気が高いです。