最も人気なのは? J2リーグ観客数ランキング5位。大幅アップ! 近年の大躍進が理由に?
明治安田J2リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J2リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第19節終了時点)
5位:ヴァンフォーレ甲府 本拠地:JITリサイクルインクスタジアム 収容可能人数:1万5853人 今季平均入場者数:9248人 ヴァンフォーレ甲府は、観客動員数で昨季から大きな飛躍を遂げている。2023シーズンの平均が7485人だったが、今季前半戦を終えた時点の平均は9248人で、昨季の平均を下回ったゲームは2つしかない。 平均を大きく引き上げたのは第9節の清水エスパルス戦で、1万4268人がJITリサイクルインクスタジアムを訪れている。また、第13節の大分トリニータ戦も1万1366人が入った。 甲府の昨季の最終順位は8位で、順位が大きな違いというわけではない。ただ、2022年の天皇杯で優勝し、2023シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場してベスト16進出を果たしており、クラブとして結果を残していることが、観客数増加につながっているのかもしれない。 2008シーズンからの3年間は、J2でも毎年1万人以上の平均観客数を誇っていた甲府だが、J1で過ごした2017シーズンを最後に平均1万人の大台からは遠のいている。近年の好成績で、ファンがスタジアムに戻ってきている様子だ。
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