自民“非公認”で一躍して全国の注目区になった『新潟2区』で三つ巴を制するのは誰なのか【衆院選】
「(車の中に)支援者の方に作っていただいた“おいなりさん”があるらしいから、それをちょっと…。あんまり行儀良くないですけど」 そんな細田さんのもとにも16日、力強い助っ人が駆け付けました。 自民党の総裁選で決選投票まで進み、新潟県内の党員・党友票ではトップの票数だった高市早苗さんです。 実は、細田さんが高市さんに応援を頼んだのは、非公認が決まる前で「本当に来てくれるのか」と心配していたそうです。 「『いや細田さん、絶対行く』と『心配するな』と。『私あなたの応援に行くから』ということで、きょう駆けつけていただきました。高市先生、本当にありがとうございます!」 「こんな優秀な人材を失ってしまったら、新潟県にとって損失ですよ。いろいろあったかもしらんけど、いろいろあったかもしらんけれども、必要な人間、働ける人間、日本国にとって新潟県にとって必要な人間。細田健一を皆さまの力で必ず国政に戻してください」 ■【維新・新人 井上基之候補】 前職2人の戦いに割って入るのが、国政選挙は初めての挑戦となる、日本維新の会の井上基之さんです。 「今までの日本の政治というのは、不安をあおって負担を増やす。こういったやり方が、私は横行してきたと思っています。そうではいけないんです。『古い政治を打ち破る』これをしっかりと成し遂げるため、この12日間、最後まで走り抜いてまいります」 社会福祉法人の理事長を務める井上さんは、『古い政治を打ち破る』をテーマに、社会保険料の引き下げで現役世代の手取りを増やして経済の好循環を作り出すことなどを訴えます。 「有権者に『あなたの演説には愛がある』って言っていただいて、『ちゃんと高齢者のことも考えていてその上で、地域全体でよくなっていこうよという気持ちを感じるから、俺は応援するよ』とか言ってもらえると、伝わった、良かった、と」 井上さんは出身地の新潟市西区を中心に支持拡大を目指しています。 【選挙カー】 「ご当地 新潟市西区出身 井上基之 井上基之でございます…」