【速報】”トクリュウ”指示役とみられる男らを起訴 スマートフォンから6人分の身分証見つかる
大阪市淀川区内のマンションに不法に侵入したとして逮捕された37歳の男ら2人が4日、邸宅侵入の罪で起訴されたことがわかりました。1人はいわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループの指示役とみられています。 また、警察のその後の捜査で、指示役の男が使っていたスマートフォンから6人分の顔写真付き身分証などの写真が見つかったということです。 邸宅侵入の罪で起訴されたのは、住居・職業不詳の今井裕治被告(37)と広島市南区に住む会社役員の前川智一被告(40)です。 2人は4月、2人は4月、既に逮捕・起訴されている実行役の島宏至被告(21)と共謀して、大阪市淀川区にあるマンションの敷地内に2回にわたって不法に侵入した罪に問われています。
■今井被告のスマホからは顔写真つき身分証が見つかる
今井被告について警察はいわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループのリーダーとみていて、その後の捜査で今井被告のスマートフォンから6人分の顔写真つき身分証が見つかったということです。 見つかった身分証は山形県の29歳、千葉県の29歳、福岡県の30歳、大阪市の35歳、東京都の23歳、神戸市の23歳の6人で、いずれも男性だということです。 被告らは秘匿性の高いSNSアプリの”シグナル”で連絡を取り合っていて、アカウントには動物の写真が使われていました。 また実行役の島被告は、警察の調べに対し「(今井被告から)狙う人間は詐欺師と聞いていた」と供述しているということです。 警察は引き続き、グループの実態解明と余罪についても調べを進めています。