万年ダイエッターの私が痩せた!「17時間断食」と「手作り麹」で朝時間も充実、おいしくダイエット【#13】
旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」は、「ダイエット」について。 【画像20枚】1カ月半で-3kg!「朝抜き&平日酒抜き生活」から「昼と夜はガッツリ満足ごはん」に変えた食事を写真で。新習慣に欠かせない塩麹作りも! 長年「万年ダイエッター」な私です。常に痩せることばかり考えていますが、年齢を重ねるごとになかなかお肉が落ちないどころか、これまでの脂肪が根雪のように奥の方に居座り、新たな脂肪がミルフィーユのごとく重なっていくような哀しさを覚えています。こうなったら一度「食事に対する考え」を改めた方がいいなと。 おりしもダイエット直前、麹の先生「中嶋小枝さん」に出会ったのもよいキッカケでした。 「朝抜き&平日酒抜き生活」、「朝の麹仕事」、「17時間固形物抜き・置き換えダイエット」。でも「昼と夜はガッツリ満足ごはん」。これであれよという間に1カ月半ほどで3kg前後痩せました。この生活は今後も「続行!」で。今回はそんなお話を。最後の方には「自家製塩麹」の作り方も書いていますよ。
これまでの私の食生活
これまでの私は、とにかく「朝食」に命をかけていましたね。朝からラーメンやパスタなど食べたいものをペロリと。昼は手作り弁当を仕事部屋に持参して、炭水化物を朝の半分以下に。夜は炭水化物抜きにして野菜とタンパク質多めに摂取していました。 お酒は月曜だけ休肝日にして、あとはほぼ毎晩。糖質75%オフの「金麦」からスタート(大好物なんです)。夫とワインを半分ずつ。会話が弾んだら最後はハイボール。夫とは「晩酌会議」と称して、あーでもないこーでもないと夕飯に2時間くらいかけていました。寝るのは24時ごろ。私たちの共通の趣味は「お酒」と「おしゃべり」なので夫婦仲はいいですよ(笑)。翌朝はお腹が減って目が覚めて、ガツンと炭水化物を摂取する……。そんなルーティン。 こうやって書いてみると、酒量はやや多いなとは思うのですが、食生活的には別に悪くはないと思っていたのです。そしてこの方法で40代に差し掛かるころまでなんとなく通用していたのですが……。急に目方が増え始め、ちっとも減らなくなりました。それなりに運動しても全然ダメ。 そこで今回、夕飯~次の日の昼まで約17時間くらい固形物を何も食べないダイエットに挑戦。「プチ断食」とか「オートファジーダイエット」とか言われているあのやり方ですね。朝は固形物は食べないけど、たっぷりの水にプロテインを溶かしていただく「置き換えダイエット」でもあります。 食生活を180度変えたので、最初は当然お腹が減ってフラフラしましたが、3~4日経てばだんだん慣れてきました。というのも朝以外はガッツリ食べていたので、脳みそもお腹も満足していたんですね。これまでの糖質制限ダイエットの方がキツかったと思います……。何より朝食を抜くことにより、「朝時間」がほかのことにたっぷり使えるというのが、本当に気に入ったのでした。朝食作って、ジブンも食べて、片付けながら弁当詰めて、家族全員送り出すって、相当バタバタでしたからね。