大谷翔平の1014億円が“史上最高”に? 類を見ない経済効果…米記者絶賛のブランド力
ソトは15年総額7億6500万ドルで大谷の歴代最高額契約を更新も…
ドジャース・大谷翔平投手は2023年12月、スポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を結んだ。しかし1年後、フアン・ソト外野手がメッツと15年総額7億6500万ドル(約1147億円)で記録を更新。米記者は両者を比較しながら、大谷の契約が「歴代最高」になる可能性を指摘している。 【画像】「凄い量だ」「嘘だろ」 米ファン仰天、大谷翔平に用意された“1080億円契約の理由”を裏付けるシーン 米全国紙「USAトゥデー」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が、地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏と議論を展開した。同メディアは公式Xを更新し、「MLBの内部情報に精通しているボブ・ナイチンゲールは、ショウヘイ・オオタニの7億ドルの契約はドジャースとの1年目を終えた時点でまったくの掘り出し物に見える、とダグ・マケインに伝えた」と綴り、「両者とも幸せそうだ……あの契約でのショウヘイ・オオタニか、ソトか? 迷わずオオタニを取りますね」と投稿した。 ナイチンゲール記者は、大谷の契約を振り返り「後払い金のことを考えても、それでもいい契約でした」と評価。「そして今では、彼が昨季ドジャースにどれだけのお金をもたらしたかということが話題になっている。そして、クラブハウスでの彼の選手としてのインパクトや、その他すべてのことも。なのであの契約は間違いなく掘り出し物に見える。なので両者とも幸せそうだ。彼はグラウンド外で大儲けしている。野球史上の、どの選手よりも、です。そしていうまでもなく歴史的なシーズンを送った」と惜しみない称賛を送った。 そして「今度はピッチングを再開する。ええ、ソトよりも、あの契約でのショウヘイ・オオタニがいたほうがいいですね。ええ、迷わずオオタニを選びます。ソトの方を選ぶという人は誰もいないでしょう」と、実績・金額・経済効果などを考慮して、大谷の契約の“コスパ”を評価している。 マッケイン氏からは大谷が「野球史上最高の契約として残る可能性がありますか?」と聞かれると、ナイチンゲール記者は「おそらく史上最高の契約はランディ・ジョンソンのものでしょう。ダイヤモンドバックスは彼と4年契約して、彼はサイ・ヤング賞を4度獲り、ワールドシリーズも1度制覇した」とレジェンド左腕が“現時点”で1位とした。しかし、「ドジャースがオオタニ在籍中に最終的にワールドシリーズに3度か4度優勝すれば、(史上最高の契約かどうか)検討しなければならないでしょう」と、今後更新する可能性を指摘している。
Full-Count編集部