パフォーマンスに批判が集まるA・アーノルド…ファン・ダイクは“移籍話”による影響を否定「問題はない」
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのパフォーマンスについて言及した。6日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 現在26歳のA・アーノルドは6歳からリヴァプールのアカデミーに所属し、2016年10月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンにはプレミアリーグの最優秀選手賞にもノミネートされるなど、世界屈指のサイドバックへと急激に成長。高い攻撃力を武器としながら数々のタイトル獲得に貢献しており、昨年2月にはDF登録の選手としての同リーグ最多アシスト記録を更新した。 今シーズンもここまで公式戦24試合出場1ゴール5アシストを記録し、アルネ・スロット新監督の下でもレギュラーとして活躍するA・アーノルド。リヴァプールとの現行契約が2025年6月に満了を迎える同選手に対しては、以前よりスペインの強豪レアル・マドリードが関心を寄せており、一部メディアは“白い巨人”による獲得オファーの存在を報じている。 5日に行われたプレミアリーグ第20節マンチェスター・ユナイテッド戦で先発したA・アーノルドだったが、守備面で低調なパフォーマンスを露呈。先制点を許した場面などでの対応に各方面から厳しい批判を受けている。将来の噂による同僚のパフォーマンス低下の可能性を問われたファン・ダイクは、「いや、問題はない」と明確に否定。「トレントの周りには彼の家族もいるし、僕たちもいる」と述べつつ、「彼は僕らと同じように、可能な限り最高のパフォーマンスをしたいと思っている。それが一番の焦点だ」とA・アーノルドが自身たちと同じベクトルを向いていると強調した。
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