「“正々堂々”とはなんだ?」父の教えを胸に闘うデビッド・フィンレーが1・4東京ドーム大会で辻陽太になりふり構わぬ防衛を宣言
6日、東京都・テレビ朝日社内にて新日本プロレスが2025年1月4日に開催する『WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』のカード発表記者会見を行った。 フィンレーは往年の名レスラー、デイブ・フィンレーを父に持つサラブレッド。ドイツのインディー団体でキャリアをスタートさせるも、2015年に新日本プロレスに入門してヤングライオンからやり直したことでファンからの評価は高い。 しかし、自身がどの国でも“ガイジン”として一歩外に置かれることに怒りを募らせていき闇堕ち。昨年にはジェイ・ホワイトを追放するような形でBULLET CLUBのリーダーに成り代わり、現在はIWGP GLOBALヘビー級王座を持ちながらBC内のユニットと言える【WAR DOGS】のボスドッグとして狂犬たちを率いている。 愛用のシレイリ(※棍棒)やセコンド介入などなりふり構わぬ反則で勝利を掴むフィンレーは無類の強さを誇るが、苦手とする相手も存在する。 それは、今年のG1 CLIMAXの公式戦&決勝トーナメントで2連敗を喫している辻陽太。フィンレーは1・4東京ドーム大会という大舞台でGLOBAL王座の挑戦者として辻を指名し、汚名を雪がんとしている。 会見に出席した辻は「WAR DOGSっていうのは確かにバイオレンスで残酷なユニットなのかもしれない。ただ、リーダーのフィンレーは乱入を使ったり、武器を使ったり、彼1人だけが小賢しい真似をしてプロレスをしている。俺も分かってます。彼は新日本プロレスを代表する1人のメインイベンターでありトップレスラーであるということを。東京ドーム大会には、スピード、技、パワー、すべてを正々堂々とぶつけるプロレスが彼と出来たらと思ってます。この白いベルトを彼にこれ以上汚さないでほしい」とコメント。 対するフィンレーは「“正々堂々”とはなんだ?自分自身、デビッド・フィンレーとして長年プロレスをやってきて、父に言われたことがある。『勝つならば何としてでも勝て』。この一言をチャンピオンとして実現するならば、そして昨年のWRESTLE KINGDOMと同様にチャンピオンとしてリングを降りるためならば、どんな手を使ってでも勝利を挙げる気持ちでいる。必要ならば首、腕、背骨、どこでも破壊して勝利するつもりだ」と手段を選ばずリベンジを狙う姿勢を示した。 『WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』 日程:2025年1月4日(土) 開始:17:00 会場:東京都・東京ドーム ▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負 【王者/WAR DOGS】デビッド・フィンレー vs 【挑戦者/L.I.J】辻陽太 ※第3代王者は5度目の防衛戦
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