「やや意外な決断だが…」ダルビッシュ有らパドレスが好発進! ポストシーズン初先発投手が大活躍「結局は正しい判断だった」
ダルビッシュ有投手が所属するサンディエゴ・パドレスは1日(日本時間2日)、ワイルドカードシリーズの第1戦でアトランタ・ブレーブスと対戦し、4-0の勝利をおさめた。この試合で先発登板したパドレスのマイケル・キング投手が好投を披露し、米メディア『クラッチポインツ』はパドレスのマイク・シルト監督の采配を評価している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング キングは昨季オフ、フアン・ソト外野手やトレント・グリシャム外野手とのトレードで、カイル・ヒガシオカ捕手らと共にニューヨーク・ヤンキースからパドレスへ移った。キングは13勝9敗、防御率2.95、201奪三振の成績を残し、期待通りの活躍を見せている。特にレギュラーシーズン後半戦の調子は良かったが、その好調ぶりはポストシーズンまで続くことになった。 シルト監督はワイルドカードシリーズの第1戦でキングを先発投手として起用。同メディアは「やや意外な決断」としながらも、「多くの人はキングではなく、エースのディラン・シース、常に安定したジョー・マスグローブ、あるいは経験豊富なダルビッシュを起用すると予想していただろう。しかし、キングはパドレスで最も好調な投手であり、好調なキングを起用するというシルト監督の決断は、結局は正しい判断だった」との見解を示している。 そして、キングはポストシーズン初先発のブレーブス戦で12奪三振、無失点、無四球を記録した投手となり、同メディアは「パドレスのキングがMLB史上前例のない驚異的な偉業を成し遂げた」と報じた。なお、この勝利で勢いに乗ったパドレスは、ワイルドカードシリーズの第2戦においても、2回に一挙5得点を奪う展開を見せている。
ベースボールチャンネル編集部