長崎県内では20日、火事が相次ぎました。 20日午後6時半頃、雲仙市南串山町で「家が燃えている」と民家の住民から消防に通報がありました。 警察と消防によりますと、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての民家1棟と隣接する空き家が全焼したほか、車庫と納屋、さらに隣の民家の一部が焼けました。 火元となった家に住む60代の男性とその妻にけがはありませんでした。 また、長崎市黒浜町では午後9時10分頃、木造2階建ての民家で火災が発生。火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、住宅一棟がほぼ全焼し、隣の家にも延焼したということです。 この火事で80代の男性と70代の女性がケガをして病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。 警察と消防は21日午前から実況見分を行い火事の原因を詳しく調べています。