「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート、閲覧データ削除の不具合にも対処
米Microsoftは11月21日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v131.0.2903.63を安定(Stable)チャネルでリリースした。[今すぐクリア]ボタンをクリックしたあと、[閲覧データを削除する]ダイアログが閉じない不具合が修正されたとのこと。 【画像】[閲覧データを削除する]ダイアログ また、ベースとなっている「Chromium」がv131.0.6778.86へとアップデートされた。深刻度「High」の脆弱性がCVE番号ベースで1件修正されている。「Edge」固有の脆弱性も1件修正された。 ・CVE-2024-49054:Microsoft Edge (Chromium ベース) のなりすましの脆弱性 深刻度の評価は「低(注意)」だが、できるだけ早いアップデートが望ましい。 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。
窓の杜,樽井 秀人