パリ五輪「銀」高谷大地選手、継続の大切さ語る 福島・喜多方桐桜高で講演
パリ五輪レスリング男子フリースタイル74キロ級で銀メダルを獲得した高谷大地選手(29)=自衛隊体育学校=は28日、喜多方桐桜高で講演した。「当たり前のことを毎日こなすことで、きょうできなかったことが、あすできるようになる」と生徒に語りかけ、継続することの大切さを伝えた。 自衛隊による広報活動の一環として企画された。高谷選手は全校生徒約300人を前に、自衛隊に所属しながら競技を続ける理由などを紹介し「周りに流されず、自分の軸を持つことを大切にしてほしい」と語った。 講演に続き、レスリング部の生徒10人が高谷選手とのスパーリングに挑戦した。生徒たちはメダリストの技を吸収しようと、真剣な表情で取り組んでいた。
福島民友新聞