都知事選から一夜 3選の小池知事、公約実現のため「速やかに戦略的に予算に組み込んでいく」
東京都知事選から一夜明け、3選を果たした現職の小池知事は、公約実現に向けて速やかに予算に組み込んでいきたいと意気込みを語りました。 小池氏は8日に行われた都知事選で、およそ292万票を獲得して3選を果たしました。 一夜明けた8日、小池知事は東京都議会の各会派へ当選の挨拶まわりを行い、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の議員らから祝福の言葉を受けたほか、支援を受けた都議会自民党からは花束を受けとる場面もありました。 一方、蓮舫氏を支援した都議会立憲民主党では、西沢圭太幹事長から「向かう目的は同じであるので、よろしくお願いいたします」と声をかけられましたが、小池知事は「ありがとうございました」とだけ述べ、部屋をあとにしました。 その後、報道陣の取材に応じた小池知事は、3期目でまず実現へ取り組む公約として、第1子まで対象を拡大する保育料の無償化、多摩地域の給食費補助の拡充などをあげました。その上で、全体の財政を見ながら、できるだけ速やかに戦略的に予算づけする意向を示しました。