松平賢二、パリ五輪韓国代表を破り3回戦進出<ITTFアジア卓球選手権2024>
<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)> 11日、ITTFアジア選手権2024は大会5日目を迎え、男子シングルス1、2回戦と女子シングルス2、3回戦、男女ダブルス2、3回戦と混合ダブルス準決勝が行われた。 男子シングルス2回戦では、1回戦から勝ち上がってきた松平賢二(協和キリン)がパリ五輪韓国代表の趙大成(チョデソン)と対戦。第1ゲームはデュースまでもつれる接戦となるも松平が先取。第2ゲームも勢いそのままに松平が連取し、大きくリードする。 しかし、第3ゲームは趙大成が意地を見せ、逆転でゲームを奪い返す。第4ゲームは気迫を全面に押し出した松平が、趙大成を圧倒。ゲームカウント3-1で松平が勝利し、3回戦進出を決めた。 その他、男子シングルスでは、吉村真晴(株式会社SCOグループ)は不戦勝で3回戦へ。張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工業大)は快勝で、日本勢全員が3回戦進出を決めた。 女子シングルスでは、棄権した早田ひな(日本生命)を除く全員がストレート勝利で2回戦を突破。3回戦では大藤沙月(ミキハウス)がサウェータブット・スターシニー(タイ)と対戦し、先に2ゲームを取られるもフルゲームの逆転勝利を決め、4回戦進出を決めた。 その他、張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)もデュースを制すなど、しっかりと勝利を収め、4回戦へと駒を進めた。 また、平野美宇(木下グループ)は李恩惠(イウンヘ・韓国)と対戦。第1、第2ゲーム共にデュースまでもつれる接戦を演じるも、李の気迫に圧倒され、平野がストレートで敗北。平野は順位決定戦(17-32)にまわる。 12日には、男子シングルス準々決勝までと女子シングルス準決勝まで、男子ダブルス決勝までと女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス決勝が行われる。