馬場咲希が1差2位で最終日へ、“LPGA昇格”&“初V”視野 谷田侑里香40位、長野未祈は53位に後退
<エプソン・ツアー選手権 3日目◇5日◇インディアンウェルズ・ゴルフ・リゾート(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71> 最終戦会場から届きました! 馬場咲希&谷田侑里香の“仲良し2ショット”【写真】 米国女子ツアーの下部にあたるエプソン・ツアーのシーズン最終戦は第3ラウンドが終了した。6日(日)まで4日間の日程で行われる本大会が終わると、来季の米国女子ツアー出場権などがかかるポイントランキング争いも終結。3人が出場しいずれも決勝ラウンドに進んだ日本勢も、それぞれの目標へ向けプレーしている。 2日目に「65」をマークし上位戦線に浮上した馬場咲希は、3日目も3バーディでボギーなしと好調。トータル11アンダーまで伸ばし、首位のヘザー・リン(台湾)と1打差の2位タイで最終日に入る。 下部ツアーは、今大会を終えポイントランク15位以内に入ると来季の米国女子ツアーメンバーカードが得られる。馬場は3位以上になることで、より上位のカテゴリーで昇格できるランキング10位以内に入れる可能性を残す。もちろんここでプロ初優勝を挙げて、順位点の650ptを積み上げれば“文句なし”という状況になるため、最終日の奮闘に期待したい。 前日の「73」で大きく後退していた谷田侑里香は、2バーディ・1ボギーの「70」と1つ戻し、トータル4アンダーに。しかし伸ばしあいの展開で、順位は40位タイに下げた。大会前の谷田のポイントランクは47位。来季出場権を争う予選会で最終から出場できるランク35位以内を目指しており、そのためには6位以内が必須条件にはなる。残り18ホールで大きく伸ばし、可能性にかけたい。 長野未祈は3バーディ・4ボギーの「72」と1つ落とし、トータル1オーバー・53位に後退。こちらもポイントランク39位から、35位以内への滑り込みをまずは目指す最終ラウンドになる。