買って損なし!絶対に外さない「ハリスツイード」が秋冬の絶対的主役なワケ
コスパ最強の一生モノです。
そろそろ秋服を考える時期になってきました。 皆さんは秋冬服で、「これぞコーデの主役!」と呼べるもの、持っていますか? メインアイテムが決まっているとコーデも簡単。 「カジュアルだからデニムでも良いんじゃない!」は大間違い。「スマートカジュアル」の正解コーディネート そこでこの秋にオジサンたちにご提案したいのは、紡毛糸で作られたツイード素材のジャケット。ツイード生地にはさまざまな製法があり、原料の羊や生産地、織り方の種類や柄などから、様々な種類のツイードがありシェットランド、チェビオット、ドネガル、サキソニー、バーリーコーンなどがあり、特に「ハリスツイード」と呼ばれるものが、とくに有名です。 10年ほど前に大流行したこともある「ハリスツイード」。それが最近、起毛素材への注目が高まり、その魅力が改めて見直されてきています。 ということで今回は、オジサン必携の「ハリスツイード」について徹底解説します!
「ハリスツイード」とは
「ハリスツイード」とはもともと、スコットランド北西部の島、ハリス・アンド・ルイス島の島民たちが自分の家の機械で織った生地を指していました。
今では、ハリスツイード協会に認可されたものだけが、このブランドを名乗ることができます。 かつて流行したときには硬い・重いという感想を抱かれた方もいるかもしれませんが、最近では軽量化が進み、ずいぶんと楽に着られるようになっています。 正気ではないけれど似た風合いを楽しめる「ハリス・ツイード“風”」生地もありますが、やはり「ホンモノ」には敵わないというところでしょうか。
耐久性
ハリスツイードの一番の魅力と言っていいのは、その耐久性。 ヘビーユーズで10年は持つとされています。
また、ジャケットであれば、ウールと同様にジーンズやチノパンといった休日のカジュアルコーデ、一方でビジネススタイルなどのフォーマルなコーデにも合わせやすく、着回しができるのも嬉しいポイント。長く、そしてたくさん使うことができます。
保温性
数ある紡毛・起毛素材のなかでも群を抜いた保温力を保つのが、この「ハリスツイード」。 梳毛素材と違ってコーミング処理がされている紡毛は保温力が高く、冬用のスーツでも人気を博しています。
上記の協会の認可を通っているホンモノの「ハリスツイード」は上質で、その機能性も折り紙付き。保温性についても文句なしの実力です。 いかがでしたか? 少々値が張ったとしても、その価値に見合った10年という耐久力と実用性を持つ「ハリスツイード」。 この秋、ぜひ試してみてくださいね! TEXT:FORZA STYLE PHOTO:Getty Images