【デイリー杯クイーンC】1番人気のクイーンズウォークが重賞初制覇 川田「自信を持ってこの競馬をしました」
「デイリー杯クイーンC・G3」(10日、東京) 牝馬クラシックへ直結する出世レースを制したのは、後方2番手を追走した1番人気のクイーンズウォーク。直線は外からメンバー最速の上がり3F33秒4の力強い末脚を発揮し、2連勝で重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分33秒1(良)。強固な絆で結ばれた中内田厩舎&川田のコンビ。20年朝日杯FSの覇者グレナディアガーズを半兄に持つキズナ産駒が、クラシック候補に名乗りを上げた。 【写真】クイーンズウォークと中内田充正調教師、川田将雅騎手ら この勝利でJRA通算1999勝とした川田は「返し馬もいい雰囲気で成長を感じましたし、自信を持ってこの競馬をしました。先々につながる競馬をしようと思っていました」と充実の汗を拭った。昨年のハーパーに続く連覇を達成し、「毎度ですが、すばらしい馬に乗せてもらっていますからね」と周囲に感謝した。2着に3番人気のアルセナール、3着には4番人気のルージュスエルテが入った。