福島・喜多方市の空き家にクマ、猟友会が花火で追い出す…ねぐらにして周辺の柿など食べたか
2日午前9時50分頃、福島県喜多方市熱塩加納町山田で「空き家にクマが入り込んでいる」と近くの住民から県警喜多方署などに通報があった。クマは空き家内に居続けたが、午後2時頃、地元猟友会が花火で追い出した。クマは裏の山林に逃げたという。けが人はいなかった。 【動画】クマに遭遇したときの対処法
喜多方市や同署によると、クマは体長1メートルほど。空き家にはクマのふんが散乱しており、数日間、空き家をねぐらにして周辺の柿などを食べていたとみられる。市などは周辺の柿をもぎ、朝晩に花火を打ち上げるなどして、クマが再び近づかないようにする。
現場はJR喜多方駅から約9キロ北の山間部にある集落。空き家周辺には民家があり、同署や市が一時、住民に自宅から出ないよう呼びかけた。