琴桜、綱とりへ「泥くさくやる」 佐渡ケ嶽部屋で初稽古、決意示す
大相撲初場所(12日初日・両国国技館)で初の綱とりに挑む大関琴桜が3日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で今年最初の稽古を行い「目標は変わらず、上を目指す。2025年も泥くさくやる」と決意を示した。 四股やゴムチューブを使ったトレーニングで体を温め、十両琴栄峰らに一番ごとに技術指導しながら12番取って11勝1敗。「若い子に教えたり、稽古を見たりして自分が気づくこともある。全てがつながっていると思って取り組んでいる」と高い意識を口にした。 昨年11月の九州場所を14勝1敗で初優勝し、大関6場所目で絶好機が巡ってきた。「年が明けて場所が近づき、ここからが本番だ」と表情を引き締めた。