キャロウェイ「PARADYM(パラダイム)」シリーズのモデル選びは試打して選ぶが鉄則って本当?
パラダイムはFWで4タイプ・UTで3タイプを用意
今回はテストを行わなかったが、FWやUTもバリエーション豊富で、こちらも適正モデルは、しっかり試打して選ぶべきだろう。 <パラダイムフェアウェイウッド シリーズ> #3、W#3HL、W#5にドライバーと同一の流れを組んだ、トライアクシャルカーボンクラウンとフォージドカーボンソールを採用し、さらなる高MOI化を実現。新開発のジェイルブレイクとフェアウェイウッド用にAIが新設計したAI FLASHフェースで曲がり幅の抑制とフェースの反発性向上も成し遂げている。ドライバー同様、スタンダード、X、マックスファスト、トリプルダイヤモンドの4モデルで展開。各\60、500(税込み)。 <パラダイムユーティリティ シリーズ> ヘッド形状が往年のキャロウェイ的シェイプから、ツアープレイヤー好みのシャローで丸みのあるフェアウェイウッド型に進化。ソール後方に2つの波状の溝をもたせた「カットウェーブソール」も採用し抜けの良さも追求、振り抜きの良さ、拾いやすさを追及した新設計となっている。スタンダード、X、マックファストの3タイプをラインナップする。各\50、600~。 従来、ゴルフクラブのモデルバリエーションといえば、ヘッドサイズや重量、重心設計の違いがほとんどだった。だが、AI FLASHフェースをはじめ、クラブ設計へのAI技術の導入に先鞭をつけたキャロウェイは、今回、ターゲットゴルファーの飛距離の最大化だけでなく、ミスショットでのバラつきまで抑制させるなど、一歩先の領域まで踏み込んだといえるのかもしれない。彼らがアイアンのレギュラーモデルで10モデル以上のバリエーションを可能にしているのも、こうした人智を超えたテクノロジーを導入している賜物だろう。だが、最も重要なのは、それによりゴルファーにとって最適な一本を提供できる、という事実だ。 実際に試打しなければ、適正モデルがわらかないというパラダイムの可能性とは、つまり、キャロウェイからのゴルファーへの誠意といえるものかもしれない。 <Information> (問) キャロウェイ ゴルフ 写真〇六本木泰彦 文〇藤井順一 撮影協力○浜松町ゴルフ倶楽部 (問)キャロウェイゴルフお客様ダイヤル 0120-300-147
EVEN編集部