「本人もそろそろ打ちますと言っていましたので」広島・新井監督 決勝HRの末包昇大をたたえる
◇プロ野球セ・リーグ 広島9-3巨人(19日、 マツダスタジアム) 巨人に同一カード3連勝を収め、2位浮上を果たした広島・新井貴浩監督が試合を振り返りました。 【画像】広島が9回にヒヤヒヤも逆転勝利で2連勝 2位巨人とゲーム差0.5と肉薄 この日は初回に3点を先制されるも、その直後に小園海斗選手のタイムリーと、末包昇大選手の今季第一号となる3ランホームランで一挙4点を奪いすぐさま逆転。9回まで合計9点を奪う猛攻で勝利しました。 この試合展開に新井監督は「すぐ取り返せたのが大きかったですね、スエ(末包選手)のホームランがすごく大きかった」と振り返りました。
また、決勝打となる3ランHRを放った末包選手の活躍について「そろそろ打つ頃かなとこっちも思っていましたし、本人もそろそろ打ちますと言っていましたので」とコメントし、「カープらしい全員野球でいい試合だった」と笑顔を見せました。 また、この日は6回ノーアウト1・2塁のピンチで登板した2番手・森浦大輔投手が、三者連続空振り三振の好投で火消しを見せるなど、リリーフ陣が6回からわずか2安打に抑える好投。 森浦投手のピッチングについては「昨日もそうでしたけど、今日もかっこよかった。素晴らしいピッチングでした」とたたえました。 これで巨人を抜いて2位に浮上した広島。21日から本拠地で首位・阪神を迎えての攻防戦に「週末マツダでなかなか良い試合を届けられていなかったので、超満員のファンの前で良い試合を見せられてうれしい。明日しっかり休んで良い準備をして、あさっての試合に臨みたい」と意気込みました。