洋菓子店「シェ・タニ」 全商品の賞味期限を『適切に再設定』改善報告書を再提出し保健所了承 熊本
不適正な賞味期限を商品に設定していたとして行政指導を受けた熊本市の洋菓子店「シェ・タニ」について、改善報告書を熊本市保健所が了承していたことが分かりました。 【写真を見る】洋菓子店「シェ・タニ」 全商品の賞味期限を『適切に再設定』改善報告書を再提出し保健所了承 熊本 熊本市などによりますと、熊本市東区に本社を置く洋菓子店「シェ・タニ」は、2023年12月から去年(2024年)9月に販売した「アマンドショコラ」について、賞味期限を設定するために必要な品質検査を行わないまま、約1年間の賞味期限を設定し、熊本市内の店舗やオンラインで少なくとも1027個を販売していました。 去年に発覚し、市保健所は10月、シェ・タニに対して行政指導し、改善報告書の提出を求めていました。 シェ・タニは11月15日に報告書を提出しましたが、市保健所は「全商品で再設定した」とする賞味期限の根拠となる資料や、問題の原因究明・再発防止策の内容が不十分として、再提出を求めていました。 その後、シェ・タニは11月30日までに市保健所の立ち入り検査のもと改めて改善報告書を提出し、市保健所もシェ・タニがすべての商品の賞味期限を適切に再設定し再発防止に向けたマニュアルを作成したことを確認できたということです。 シェ・タニはRKKの取材に対し、「市保健所の指導に基づいて今後も適切に対応する」とコメントしました。
熊本放送