妻に「ディプティックの香水がほしい」とねだられました。サイトを見たら「2万円」を超えるものもあったのですが、娘の教育費を考えると手が出ません…。香水の相場はどのくらいなのでしょうか?
ファッションの一環として香水を使っている方も多いのではないでしょうか。自分の好きな香水をつけることで自分に自信がついたり、相手への印象付けにもなったりとメリットはたくさんあります。しかし、香水は値段が高いものが多く手が出ないという方もいるでしょう。教育費を貯めたいのならなおさらです。 今回の記事では、香水の相場について詳しく解説します。
ディプティックの香水の値段
ディプティックはパリで人気の香水で、長い歴史を持つブランドとして有名です。日本でも数店舗展開しています。また、インターネットでも販売しているため、近くに店舗がない方でも購入が可能です。 インターネットで販売されているディプティックの香水は、75mlのものだと2万5700円~3万8000円、100mlのものだと2万1000円~4万3100円となっています。ディプティックは高品質かつ知名度のあるブランドで、香水の中でも高価なものといえるでしょう。
香水の値段はどうやって決まる?
香水の値段は商品によってさまざまです。安く買えるものもあれば、ディプティックのように高いものもあります。では、香水の値段はどのようにして決まるのでしょうか。具体的に解説します。 ■賦香率の違い 賦香率とは、香りの強さを表す指標のことです。香水は4つに分類されており、一番香りの強いものからパルファム、オーデパルファム、オーデトワレ、オーデコロンに分けられています。値段は香りの強いものほど持続力があり、値段も高くなります。 基本的にオーデコロンが一番安いですが、ブランドものだと高価です。パルファムは値段が高い代わりに香りが長続きすることがメリットです。ただし、濃度の高さから肌に刺激を与えたり、服にシミがついてしまったりとデメリットもあります。 ■品質 使われている材料も値段に反映します。希少価値の高い香料だと、香水の値段は高くなるでしょう。今ではオーガニックの香水も人気があります。例えば、ミラーハリスはロンドンのブランド香水ですが、こちらも100mlで3万3900円と高価です。また、香料だけでなく品質にこだわっている場合にも高くなります。 ■オリジナル性 その香水のオリジナリティーも値段に関わってきます。香水をつけた直後や、時間が経ったときの香りの変化も香水においては重要なポイントです。1本の香水でブランドイメージが決まるため、オリジナリティーはとても大切です。特にブランドの香水の場合は、慎重に決めなければなりません。その難しさも加味したうえで香水の値段も決まってきます。