日本代表の新監督に森保氏(全文3完) 「ベテラン選手招集しない」ではない
Q:ファンやスポンサーが満足しなくても世代交代進める?
日刊スポーツ:日刊スポーツ新聞社、盧と申します。会長と監督にお聞きしたいんですが、まず会長には、育成っていうのが1つのテーマで、世代交代っていうのがテーマだと思うんですが、どこの国も世代交代しながらA代表が勝っていくっていうのはなかなか難しくて、ほとんどないんですよね、本当にうまくいっているところ、もう何か国しかないと思うんですが、そうなったときの、現実的に、例えばファンが怒りました、スポンサーがあまり満足してません、スタジアムに半分しか埋まりませんでしたっていう話になると、サッカー協会としてもかなりプレッシャーはたぶん掛かるとは思います。もしそうなった場合でも、やっぱり森保監督を支えていくべきだと僕は個人的には思ってるんですが、そうなってほしくないんだけども、それも想定しないといけないと思いますんで、そのときは会長はどうされるのかっていうのを、ちょっと1つ教えてください。あと、アジアカップっていうのがあるので、そこはやっぱり結果が求められたりはすると思うんですけど、来年の1月のね。そういうのもちょっと含めて、会長にお聞きしたいんですが。 田嶋:育成っていうことで言うと、選手の育成っていうのはやっぱり最も大事だと思ってます。これは今のU-20、そして21、トゥーロンに行った選手たち、そしてU-18、19ですね、カザンに来てくれた。素晴らしいタレントがいます。こういう選手をどう融合するかっていうところで、彼に期待しているところです。 そして、仮定の話として、サポーターが怒っただなんだっていうことについては、そういうことにならないように、常にわれわれはもう全力を尽くしてやってきています。実際にこれは西野技術委員長と、やはりこのワールドカップ前に日本サッカー界がやっぱり、若干人気が薄れているなという危機感をすごく持ってたんです。そういう中でわれわれはワールドカップに臨みました。それである一定の、僕は成果は出してくれたと思っています、西野監督。そういうところを評価し、われわれはそういう常に危機感を持ちながらやっているところです。ただ、森保監督をどうこうという問題ではなく、まず日本のサッカーの発展をまず第一に考えていくのが私たちの仕事であり、そしてもちろん、森保監督もサポートしていきます。そのことはもう間違いないですし、仮の、仮定の話として、こういうことが起きたら、ああいうことが起きたらということで、今お答えすることはできないと思っています。