フランクリン・テンプルトン、ビットコイン・イーサリアム以外に投資する新たな暗号資産ファンドを検討:報道
米シリコンバレーの1兆6000億ドル(248兆円、1ドル155円換算)規模の資産運用会社フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)は、暗号資産(仮想通貨)に特化した新たな投資ファンドを検討している。The Informationが6日にこの取り組みに詳しい関係者の話として報じた。 このファンドは機関投資家をターゲットにしたもので、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)以外の暗号資産に投資するプライベートファンドとして構成される。報道によると、フランクリン・テンプルトンは、ステーキング報酬をファンドの投資家に渡すことも検討している。 フランクリン・テンプルトンは、デジタル資産業界に進出し、顧客に暗号資産やトークン化資産への投資を提供している伝統的金融大手数社のうちの1社。今年これ以前には、アメリカでビットコイン現物ETF(上場投資信託)を立ち上げ、イーサリアム現物ETFの上場も申請した。また、競合のブラックロック(BlackRock)が行ったより数年早い2021年に、ステラのネットワークを使用してトークン化された米国債のファンドを立ち上げた。 |翻訳・編集:林理南|画像:フランクリン・テンプルトン社長兼CEO(Shutterstock/CoinDesk)|原文:Franklin Templeton Weighs New Crypto Fund Investing in Tokens Beyond Bitcoin, Ether: Report
CoinDesk Japan 編集部