「保険証を捨てないで!」医師たちが緊急呼びかけ 保険証が使えなくなると勘違いしている人が多すぎる
■根本的な問題が解決してない!
マイナ保険証が導入されて2年。 現在も「資格確認が出来ない」などのトラブルが数多く起きています。 先月、全国保険医団体連合会が発表した「2024年5月以降のマイナ保険証調査」によると、回答した13,000医療機関のうち、「トラブルがあった」と答えたのは70.1パーセント。 約9000件の医療機関で、直近5か月にマイナ保険証のトラブルがあったのです。 そして、その多くが「資格情報が無効と出る」、「名前や住所などの情報が『●印』で出る」など、根本的な問題が一向に改善されていません。 こうしたトラブルが発生した際も、保険証を持っていればすぐに解決できます。 従来の保険証は、保険資格確認に必要な情報がすべて記載されているからです。 従来の保険証の発行停止がすぐそこまで来ているのに、マイナ保険証のトラブルは、減るどころか一年前の前回調査より10%も増えています。 老若男女、すべての人が安心して保険診療を受けられるためにも、健康保険証の併存、存続を望みます。 (北原医院・井上美佐医師) (関西テレビ 2024年11月30日)
関西テレビ
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