【新型マツダCX-80】正式発売日は7月下旬? マツダ史上最高額の量産プロダクト爆誕!!
いまだ情報解禁日が決まらないCX-80への疑問と期待感
注目の新型SUV『マツダCX-80』のデビューが迫ってきました。発売の前段階で開催される自動車系メディアに対する事前撮影会は既に終了。しかし、その撮影から2週間以上経過していると思うのですが、新型CX‐80の情報はなぜかエンバーゴ状態。つまり、情報公開日未定のまま現在に至るのです(2024年6月21日正午現在)。 この記事の他の画像を見る
被写体は無論“日本仕様”のCX-80です。当初のスケジュールは7月上旬に販社解禁。順次、事前商談が始まり、7月下旬に正式発売と聞いていました。通常ならクローズドの場所で「事前撮影・製品説明会」もしくは「報道発表会」を経て、次に一般公道での「試乗会」を開催。皆さんはその記事を各種メディアを通じご覧になる流れ。
「記事が出回るのはボーナスのニュース映像が流れるタイミングが最良」と、マツダが考えるのであれば問題ナシ。販売戦略上の判断になります。しかし、ウワサによれば自動車業界に対する“御上のガサ入れ”が影響しているそうな。今一度厳正なチェックを社内で行っているのかもしれません。
さて今回のCX-80、発売されればマツダ史上最高額の量産プロダクトとなること間違いなし。弟分のCX‐60の最高額がハイブリッドのディーゼルで567万500円、PHEVで646万2500円。CX-80はホイールベースを伸ばす格好で3列シートを実現しましたので、同じパワートレインと仮定しても少なく見積もって30~50万円はお高くなりそうな気配がします。
となると、エントリーモデルを500万円台で発売しようと思えば素の3.3L直6ディーゼル搭載車が必要不可欠。北米市場には直6ガソリン車もありますが日本導入は未定。ちなみに北米でCX-90(CX-80のワイドボディ版)は月販3500台ペースが見えましたので、まずローンチに成功したといえるでしょう。
CX-80とCX-60をデザインで比較すれば、車内空間が広がっただけに、サイドビューも伸びやかでエレガント。FR車特有のロングノーズと相まってデザインバランスが良く、その印象はラグジュアリーそのものです。