5日間の旅行中も浴室とトイレの「換気扇」はつけっぱなしでいくという妻。電気代はどのくらいかかるのでしょうか?
旅行で不在の間は、なるべく電気代を抑えたいと考える人もいるかもしれません。そのような中で、衛生面を考えて浴室とトイレの換気扇をつけっぱなしにしたときの電気代が気になる方は多いでしょう。 本記事では、浴室とトイレの換気扇をそれぞれ5日間つけたままにしたら、電気代はどうなるのかを計算してみました。不在の間もスイッチを入れたままにするかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
浴室とトイレの換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代はいくら?
浴室とトイレの換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代はいくらになるのか、浴室とトイレに分けて計算していきましょう。 換気扇の1日にかかる電気代の計算方法は、「換気扇の消費電力(キロワット)×電力料金単価(円/キロワットアワー)×24時間」です。電力料金単価は、契約している小売電気事業者によって異なるため、今回は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めた目安単価である31円/キロワットアワーを用いて計算します。 また、換気扇の消費電力もメーカーや機種によって異なるため、某メーカーの製品に統一して電気代を算出します。 ■浴室の換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代 あるメーカーの浴室換気扇の消費電力は、6.8ワットでした。電気代を計算するために、単位をキロワットに変換すると0.0068キロワットとなります。 1日の換気扇にかかる電気代を計算してみましょう。 0.0068キロワット×31円/キロワットアワー×24時間=5.0592円 1日にかかる電気代が約5円だと分かったので、浴室の換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代は、約25円となります。 ここで算出した電気代は、製品の種類によって前後します。あくまで目安価格だということを念頭におきましょう。 ■トイレの換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代 浴室と同じメーカーのトイレの換気扇の消費電力は、2.2ワットでした。浴室の換気扇と同様、単位をキロワットに変換して計算してみましょう。 0.0022キロワット×31円/キロワットアワー×24時間=1.6368円 1日にかかる電気代が約1.6円だと分かったので、5日間つけっぱなしにしたときの電気代は、約8円となります。 先に計算した浴室の換気扇の電気代と合計すると、浴室とトイレの換気扇を5日間つけっぱなしにしたときの電気代は約33円となります。 ただし、製品によって消費電力は異なるため、計算した電気代から前後する可能性があります。