スニーカーの平均寿命は?自宅で洗濯しても大丈夫?知っておきたい「スニーカーの管理方法」
スニーカーを長く履いていると、雨や泥などの汚れが染み込んだり、靴底が擦り減ったり……。今回は、日本のカスタムスニーカー界を牽引する、RECOUTUREの廣瀬瞬さんにスニーカーの平均寿命と、長持ちするための簡単なメンテナンス方法に教えてもらった。 【写真】保存が効いて、栄養価が高い「9つの食品」 ▼廣瀬瞬さん 1986年、東京都生まれ。「RECOUTURE」店主。19歳で靴修理店に勤務した後、フランチャイズ店の経営をしながら独学で靴づくりを学び、2013年、国分寺市にリペアショップ「KOKUBUNJISHOES」をオープン。
スニーカーの平均寿命は?
スニーカーの寿命は、使用頻度や保管状況によって大きく異なります。一般的に使用されるポリウレタン素材は10年程度で自然劣化を始めます。靴を履かないで長期間保存しても、空気に触れないことで劣化が加速するため、適切な保管が必要です。今年の箱根駅伝で話題になった、青山学院大学陸上部が使用した8万円のアディダススニーカーは、1日で寿命を迎えるといわれています。これは、スニーカーの耐久性がその使用環境に大きく依存していることを示しています。
自宅での洗濯は推奨されるか?
スニーカーの洗濯は、基本的には専門のクリーニングサービスを利用することをおすすめします。自宅で洗濯する場合は、手洗いや洗濯ネットを使用することでリスクを減らすことができますが、乾燥は特に注意が必要です。
素材によるメンテナンスの違い
レザー:定期的に靴クリームで磨くことで寿命を延ばすことができます。 メッシュ:防水スプレーで保護し、素材の劣化を防ぎます。 スウェード:スウェード専用のケア製品を使用し、特に保湿を心がけましょう。