「玉木くん、石破総理を倒すんだ!」重鎮・亀井静香の説教に玉木雄一郎がタジタジ…
眞子さまと小室圭くんの問題は大変だ
亀井:今、仲間は何人くらいおるんだ? 玉木:さきの衆院選で国民民主党の議席が4倍になりまして、40人になりました。 亀井:それは国民民主党が良くなったからじゃない。片っ方の自民党がダメだからだよ。太陽が沈んだから月が照っているだけのことだ。自ら世の中を照らさないと。それには日本の文化なり伝統なりとどう向き合っていくかに尽きる。 今、皇室に大変なことが起きているんだよ。眞子さまと小室圭さんの件だ。皇室のお嬢さんが好きな男性と結ばれて民間人になるのは構わないですよ。それは本人の自由だ。 だがこともあろうに日本を戦争で打ち負かして、東京大空襲をやって、原爆を2発も落としたアメリカにお住みになるとはどういうことなんだ。国民の税金で今まで生活してこられたのにおかしいじゃないか。俺は秋篠宮に会ってそのことをお話ししようと宮内庁長官に相談したら、そういう話はできませんと断られちゃったけどね。 玉木:皇位の安定継承についてはちゃんと話し合ってきました。亀井先生がおっしゃったように、今の制度では、女性皇族は皇族以外と結婚したら、皇籍から離脱することになっています。 亀井:皇位継承は男系男子に限定しなければいかん。 玉木:でも今のままでは公務を担う人がいなくなってしまって、残された皇族の公務の負担が大きくなってしまっています。事実上、跡継ぎは悠仁親王殿下だけですから。
とにかく遊びなさい
亀井:そうか。そういうことを君たちが考えてくれているなら、ありがたい。アンタのような政治家がいるから心配ないわい。 玉木:頑張りたいと思います。 亀井:アメリカとは仲良くしないといけないが、ポチになってはいけないよ。 玉木:自分の国は自分で守る。 亀井:在日米軍に特別な地位を認めている日米地位協定の見直しもやらないといけない。そういうことをアンタがやるんだよ。 俺が村山政権を作った時と同じような状況が生まれてきている。お前さえやる気になれば総理になれる。 玉木:でも今の自民党には「亀井静香」がいないんですよ。連立の段取りをしたり、日本のために党をまとめようという人が誰もいないじゃないですか。 亀井:だから自ら動くんだよ。 玉木:ぐるっと回って趣旨がよくわかりました。 亀井:お前も頭悪いんじゃのう。 玉木:すみません(笑)。 でも亀井先生みたいな政治家はもういないですね。最近の政治家はお行儀が良くなっているというか、論理を組み立てたら答えが出ると思っている。 亀井:俺は遊んでるんだよ。君もとにかく遊びなさい。 玉木:今日の締めは「遊びなさい」。 亀井:所詮、浮き世だから。 玉木:亀井先生のこの生命力としぶとさはすごい。 亀井:ばかやろう! 「週刊現代」2024年12月28・2025年1月4日号より 【さらに読む】『「アイツ、俺を刺すんじゃ…」石原慎太郎が婚外子の「五男坊」に会いに行った日』
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