うっかり吸いがち、でも実はNG! 掃除機で吸うと故障の原因になるものって? 【家電のプロが解説】
◆掃除機を壊してしまう使い方って?
そのほかにも、掃除機の故障の原因になる使い方があるので要注意です。 フィルターが目詰まりした状態や、紙パック、ダストカップがいっぱいのままで無理に使い続けると、モーターが故障する場合があるので注意が必要。また、ふとん圧縮袋なども連続で使うと負荷がかかります。 また、基本的に家庭用掃除機は室内での使用を想定して開発されています。このため、屋外利用はNG。ベランダやガレージなどでも使えません。浴室など水回りでの使用も故障の原因になるため控えましょう。 一方、掃除機のヘッド内のモーターが回らなくなってしまっている場合には、故障ではなくヘッド内に異物が挟まっているケースがほとんどです。回転ブラシを取り外してヘッドから異物を取り除きましょう。シャフトなどに髪の毛が絡みついていて回らなくなっている場合もあるので、確認してみてください。 この記事の筆者:コヤマ タカヒロ 1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
コヤマ タカヒロ