スポ協会長、仕事始めであいさつ 「スポーツの力で元気に」
日本スポーツ協会は新年仕事始めの5日、遠藤利明会長が職員に向けたあいさつで、能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげた後、「こうした時にこそ、スポーツの持つ力で日本を元気にしていきたい」と語った。 今年から国民体育大会を国民スポーツ大会に名称変更し、大きな節目となる。公立中学校の運動部活動を地域のスポーツ団体に委ねる「地域移行」では、指導者養成などの役割が期待される。遠藤氏は「皆さんが中心になり、日本のスポーツをけん引していただきたい」と呼びかけた。 日本オリンピック委員会の三屋裕子副会長もパリ五輪に向け「被災した方々に元気を届けられるようにサポートしていきたい」と述べた。