セルモが4年ぶりにポールポジション。大湯都史樹「かなり自信を持って臨める」。石浦宏明「すごく良い流れ」【スーパーGT第6戦GT500予選会見】
大会延期の第5戦鈴鹿ラウンドに続き、天候に翻弄されたスーパーGT第6戦SUGOの予選は、最終的にセッションがキャンセルされることに。土曜午後の協議も経て、事前通達されていたとおり公式練習のベストタイムが決勝グリッド順の決定に採用され、トップ4独占のトヨタ陣営にあってGT500クラス最速タイムを刻んだ大湯都史樹と、石浦宏明の38号車KeePer CERUMO GR Supraが、明日の決勝で優位な最上位グリッドからスタートを切る。 【写真】2024スーパーGT第6戦SUGO KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹) ■石浦宏明 6周/ベストタイム:1分37秒201 「個人的に、今日はそんなに“仕事した感”はないんですけど、我々としても今日の公式練習はグリッドが決まる可能性があると思っていました。なので大湯選手とエンジニアで、つねに順位を意識しながらセッションを進め、本当に良いタイミングで良いタイヤを選び、クルマも決まっている状態で良いタイムを出してくれました。おかげで先頭からスタートできるということで本当にありがたいなと思います」 「前回(第4戦富士で)表彰台に乗って、チームとしてもすごく良い流れで、雰囲気も良く来ているので、そういう意味でも明日の決勝は良いレースにしたいなと思っています」 「例年、SUGOはドライでも荒れることが多いので、明日はコンディションが変化することでレースもなかなかすんなりは行かないと思います。ただ先頭スタートの優位があるので、臨機応変に状況をくぐり抜けていければベストかなと。チーム全員ミスなく、しっかりレースをして結果に繋げられればと思います」 ■大湯都史樹 15周/ベストタイム:1分24秒980 「チームとしても、午前のセッション前半のうちにタイムを出さなければいけない、という意識もありましたし『ここぞ』というところでタイムを狙いに行っていました。それが結果的にポール、トップからの決勝グリッドスタートの獲得に繋がったので、セルモとしてもすごい自信になりましたし、明日はトップから走れるというのはかなり自信を持ってレースに臨めるなと思います」 「予報の面でも(決勝スタート時に雨から曇り)すごく僕らには風が吹いてくれていて。ぜひ、そういう天気になって欲しいなと。チームとしてミスなくやれれば優勝できると思っているので、本当に自信を持って決勝に臨んで、是が非でも優勝したいすね」 [オートスポーツweb 2024年09月21日]