Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”/スーパーフォーミュラ
全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催するJRP日本レースプロモーションは11月20日、2024年の『IIJ Group SFgo AWARD』の最終結果を発表した。ドライバー部門ではJuju(TGM Grand Prix)、チーム部門ではTEAM MUGEN、ピットクルー部門では大津弘樹(TGM Grand Prix)陣営が、アワードを受賞している。 【写真】手を振って声援に応えるJuju このアワードは、公式アプリ『SFgo』で取得しているファンの登録情報やテレメトリーデータを用い、定量的かつ公正に計ることができる称号を設定し、ドライバーやチームスタッフにさまざまな視点でスポットライトを当てるために2023年にスタートした取り組み。次の3つの部門が設定されている。 ・お気に入り登録No.1ドライバーは誰だ!?【推しドラ部門 supported by IIJ】 ・お気に入り登録No.1チームはどこだ!?【推しチーム部門】 ・シーズン最速のタイヤ交換はどこだ!?【ピットクルー部門 supported by FACTORY GEAR】 【推しドラ部門 supported by IIJ】は今シーズン、歴代最年少かつ日本人初となる女性ドライバーとして参戦したJujuが受賞した。2位には野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位には大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が続いている。 そして【推しチーム部門】は、昨年に続きTEAM MUGENが受賞となった。この部門2位はTGM Grand Prix、3位はVANTELIN TEAM TOM’Sとなった。 上記ふたつの部門は、『SFgo』に会員登録する際のお気に入り選手、チームをカウントし、その合計を競うもの(有料会員は5ポイント、無料会員は1ポイント)。最終戦翌朝時点での登録情報をもとに、ランキングが確定した。 また、シーズン全戦のタイヤ交換のタイムを『SFgo』のテレメトリーデータから計測して争う【ピットクルー部門 supported by FACTORY GEAR】は、シーズンを通じて安定して早いタイヤ交換を行ったVANTELIN TEAM TOM’S(36号車・37号車)を破り、第4戦富士大会でのTGM Grand Prix(55号車)が獲得。その作業タイムは5秒361となっている。 推しドラ部門を受賞したJujuは、「非常に光栄な賞を頂き感謝しております。今季スーパーフォーミュラ参戦当初、日本でのレースは未知なる世界でしたが、ファンの方の暖かい声援が何よりも活力になりました」とコメントを寄せた。 「そしてファンの方に推しドライバーに選んでいただきました。ファンの方にさらにエキサイティングな走りで見せられるように気を引き締めてトレーニングしていきます。これからもモータースポーツをもっと盛り上げていきたいと思いますので、引き続き声援宜しくお願いします」 今回の『IIJ Group SFgo AWARD』は、11月29日に開催される『2024年 JAFモータースポーツ表彰式』で表彰されるという。その模様は、JAFモータースポーツ公式YouTubeで配信されるとのことだ [オートスポーツweb 2024年11月20日]