4月の弾丸旅行はタイがおすすめ! 今年は週末ドンピシャの「水掛け祭り」がめちゃ面白い
要注意:貴重品は持って行かないように
ソンクラーンを存分に楽しむために、あと2つ知っておいていただきたい点を。 ひとつは、防犯対策です。ものすごい人混みの中で水掛けが行われるので、貴重品などは絶対に持ち歩かないようにしましょう。僕はスマホは防水ケースに入れて首から下げ、必要最低限の現金をジップロックに入れて参戦しました。
もうひとつは、夜の過ごし方。ソンクラーンの3日間(2024年は4月16日も振替休日のため4日間)、タイは祝日になりますので、せっかくなら朝から夜まで盛り上がりましょう。 夜の人気イベントは、水掛け祭り×音楽フェスの「S2O ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル」。4月13日から15日の3日間は、世界的に有名なアーティストやDJがタイに訪れて開催されます。 今年もザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)やアーミン・ヴァン・ビューレン(Armin van Buuren) 、アフロジャック(Afrojack)などの参戦が決定。さらに楽しみ尽くしたい方は、S2Oのあと、ナイトクラブへ行くのもいいでしょう。
レストランは定休日の場合もあるので注意
ソンクラーンはタイ人にとっては祝日。レストランやお店が定休日の場合もあるので事前に調べておきましょう。困ったときは、ショッピングモールへ行きましょう。 ショッピングモールのレストランで僕のおすすめは、チャオプラヤ川沿いにある「アイコンサイアム」のGフロア(1F)にあるスークサイアム(SOOK SIAM)。 アイコンサイアムといえば、バンコクでも屈指の高級ショッピングモールですが、その中にあるスークサイアムは、タイ全土から集まった屋台街となっていて、タイフードのテーマパークなのです。
本格タイ料理がお手頃な屋台価格で食べられるだけでなく、屋内なので雨が降っていても大丈夫。加えて衛生面も安心ですので、安全に屋台飯を楽しみたい方にもぴったりです。 また、水掛けしすぎで疲れてホテルで休みたい方は、以前の記事で紹介した、配車アプリ「Grab」を活用して、Uber Eatsのように”Grab Food”で配達してもらうのもおすすめです。
そんな1年の中でも最も楽しめる時季がやってくるタイ。見るだけじゃなく、参加できるお祭りは、最高に楽しく、きっと忘れられない思い出になるはず。また、ソンクラーンが終わって、5月を過ぎるとタイは雨季にも入るので、行くなら今がおすすめです! もちろんバンコクだけじゃなく、パタヤやチェンマイ、プーケットなど、ほかの街でも水掛け祭りは楽しめるので、複数都市をハシゴして楽しむのもいいですね。そして何より、タイなら週末だけでも十分楽しめますので、休みがなかなか取れない方にも心からおすすめしたいです! それでは皆さま、良い旅を! Have a nice flight! 東松寛文=文・写真 池田裕美=編集
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