「パパ友」の満足度は驚異の95%!夫の新たなコミュニティ? 現役パパ・ママの本音を調査
女性が育児をするうえで、多かれ少なかれ意識してしまうのがママ友との付き合いかたについて。「ママ友コミュニティって厄介だな」と思うこともあれば、「ママ友の存在に救われた」と感じる場面もあるでしょう。 【グラフで結果を見る】パパ友がいる男性の割合は…?“パパ友がいてよかった”と感じる人は95%ほどとメリットを感じている人が多数! 一方で、「パパ友」はどうなの?と言われると、ママ友に比べて圧倒的に話題にあがる機会が少ないように感じます。とはいえ、夫婦が育児をしっかり手分けするようになった今の時代、パパ友も一般的になってきているのでは……? そこで今回『kufura』では、幼稚園・保育園~高校生までの子どもを持つ既婚男女110人(男性60人、女性50人)にアンケート調査を実施。「パパ友がいるかどうか」「いてよかったと思うか」について聞きました。
パパ友がいる男性は35.5%!いないケースが多数派だった
まずアンケート調査にて、男性/女性それぞれに「(あなたには/夫には)パパ同士の“パパ友”はいますか?」と尋ねたところ、以下のような結果になりました。 【“パパ友”はいますか?】 いる・・・35.5%(39人) いない・・・64.5%(71人) 「パパ友がいる」割合は35.5%で、およそ3人に1人。いない人のほうが圧倒的に多数派でした。 ちなみにkufuraでは2022年の記事にて、20~40代の女性95人を対象に「信頼できるママ友はいますか?」というアンケート調査をしています。その結果「いる」と回答した人の合計は62.1%で、「いない」が37.9%。ママ友と比較すると、パパ友がいる人の割合はやはり少ないと言えそうです。
「パパ友がいない理由」で多かったのは?
では、ママ友に比べてパパ友が少ないのはなぜなのでしょうか? 「パパ友はいない」と答えた人に、その理由を聞きました。 ◾️1:そもそも「必要だと思っていない」から アンケートに寄せられた意見をみると、パパ友がいない人の多くは、そもそも「必要ない」「欲しくない」と思っていることが分かりました。 「仕事で忙しいから」(41歳男性/その他) 「パパ友がいるメリットがわかりません」(57歳男性/学生・フリーター) 「特に欲しいとは思いません。子どもが小さい頃は、公園に連れて行った時に会ったパパさんと色々子どもについての話をしたりもしていましたが、中学生になると状況も変わるので」(48歳男性/総務・人事・事務) パパ同士の繋がりにあまり意味を感じていない、などの理由に加えて、そもそもパパ本人が育児にあまり関わっていないという場合も多いようです。 ◾️2:できるだけ「人付き合いを避けたい」から また、人付き合いが苦手であまり積極的に関わりたくないという声や、妻が夫のパパ友に対して不安を感じているケースもありました。 「いなくても良い。夫は人付き合いがあまり上手ではないので、何かトラブルが起きたら嫌だから」(36歳女性/主婦) 「人の顔を覚えるのがそもそも苦手なので、あまり関係をつくらない方がラクだと感じます」(31歳男性/企画・マーケティング) 「夫は他人と関わるのが苦手だし、家族が居れば満足している人なので、いなくて良いと思う」(41歳女性/主婦) 妻の意見で目立ったのが、「夫は人付き合いがあまりうまくない」という指摘でした。大人になると仕事はもちろん、地域や親戚などコミュニケーション力が試される場面が多々ありますが、「得意な方が中心になってやる」という風に割り切っている夫婦も少なくないのかもしれません。 ◾️3:パパ友が「欲しいけどできない」という人も! ここまでは「必要ない」「欲しくない」派の意見を見てきましたが、パパ友について、「いてもいい」と思うけどできていない、という回答もありました。 「パパあるあるの話がしたい」(37歳男性/企画・マーケティング) 「大人になると友達を作るのは難しいです。子どもきっかけでも友達は欲しいです」(60歳男性/その他) 「夫の価値観が古いので、パパ世代の人と交流して、古い価値観を改めてほしい」(45歳女性/主婦) 「仲良しのママ友のパパと仲良くなってくれたら、一緒に出掛けたりしたいな…と思うことはあります」(43歳女性/主婦) 夫婦における育児の分業化の意識が高まっているとはいえ、幼保園や学校の行事や役員活動などはまだまだ妻が中心。そういった接点があれば女性はママ友がつくりやすくなりますが、男性の場合はパパ友を作りたくても接点が少なく、ハードルが高いのかもしれません。今後さらに地域や学校行事もパパ参加が当たり前になれば、パパ友コミュニティももっと活発になるかもしれませんね。