W杯最終予選で日本と同組のインドネシア代表が申台竜監督を解任 後任は12日に発表
インドネシア・サッカー協会は6日、同国代表の申台竜(シン・テヨン)監督(54)を解任したと発表した。「チームのパフォーマンスと達成すべき長期的目標に関し、協会とチーム全体で行った慎重な検討と評価に基づいたもの」と理由を説明している。 元韓国代表MFの申台竜氏は、19年にインドネシア代表監督に就任。22年W杯カタール大会アジア予選は2次予選で敗退したが、23年アジア杯では本大会に出場して初の決勝トーナメント進出に導いた。 26年W杯北中米大会は2次予選を突破し、最終予選へ進出。日本をホームに迎えた昨年11月は0-4で完敗したものの、2位以下が大混戦の中、6試合を終えて勝ち点6で3位となっている。日本とは6月10日の最終戦で日本国内での対戦が予定されている。 かつてインテル・ミラノの会長も務めたインドネシア協会のトヒル会長は、海外出身選手の国籍変更により代表を強化する強化策を推進。アジア最大9枠の26年W杯出場への自信を示していた。ロイター通信などは後任の監督が11日に到着し、12日に発表会見が開かれると報じた。