米議会、トランプ氏勝利を認定 議事堂襲撃から4年
【AFP=時事】米連邦議会の上下両院合同会議は6日、昨年11月の大統領選で共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が勝利したことを正式に認定した。敗北した民主党のカマラ・ハリス氏(60)が、副大統領の職務の一環として進行役を務め、トランプ氏の当選を宣言した。 【写真】米連邦議会議事堂 合同会議では、大統領選の結果に基づいて行われた各州の選挙人投票の結果を公式に集計。トランプ氏が312票、ハリス氏は226票だったと、ハリス氏自身が読み上げた。 前回2021年の公式集計手続きの際には、不正選挙だったとするトランプ氏の虚偽の主張にあおられた支持者らが、ジョー・バイデン大統領の当選認定を阻止しようと連邦議会議事堂を襲撃する事件が起きた。トランプ氏はそれ以降、この暴動に関連する訴訟に直面しながらも、返り咲きを果たした。 トランプ氏は今月20日、次期大統領に就任する。【翻訳編集】 AFPBB News