昨年女王シフィオンテク 4強ならず、完勝で締めくくるも予選で敗退<女子テニス>
WTAファイナルズ・リヤド
女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は7日、シングルスオレンジグループの第3戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が補欠で出場となった世界ランク9位のD・カサトキナを6-1, 6-0のストレートで破り、2勝1敗としたが、その後に行われた試合の結果によりベスト4進出を果たすことはできず、敗退となった。 【錦織圭 準々決勝 1ポイント速報】 同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。 世界ランク2位のシフィオンテクは昨年女王として今大会に出場。予選ラウンドロビン第1戦で第8シードのB・クレチコバ(チェコ)を下したが、第2戦で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)に敗れ、ベスト4進出には勝利が必要となったなか第3戦を迎えた。 第3戦、当初は第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦予定だったが、ペグラが負傷のため棄権。補欠として会場入りしていたカサトキナと対戦することとなった。 試合はシフィオンテクが圧倒する展開となり、カサトキナに1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは計5度のブレークに成功して51分で勝利となった。 予選ラウンドロビン2勝1敗としたシフィオンテクだが、この試合のあとに行われたクレチコバとガウフの試合でクレチコバが勝利。この結果、オレンジグループの1位にクレチコバが入り、2位でガウフが4強入りとなり、シフィオンテクの敗退が決まった。 【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】 ●パープルグループ A・サバレンカ 2勝1敗 J・パオリーニ(イタリア) 1勝2敗 E・ルバキナ(カザフスタン) 1勝2敗 ジェン・チンウェン(中国) 2勝1敗 ●オレンジグループ シフィオンテク 2勝1敗 ガウフ 2勝1敗 ペグラ 2敗 [棄権] カサトキナ 1敗 クレチコバ 2勝1敗 【決勝トーナメント組合せ】 サバレンカ vs ガウフ クレチコバ vs ジェン