26日 太平洋側は所々で雨 九州南部は激しい雨も 気温は高い 大阪などで「夏日」
今日26日は、前線の影響を受ける九州から関東は、太平洋側を中心に雨の降る所がありそう。九州南部は局地的に激しい雨。引き続き、土砂災害にご注意を。大阪など、最高気温が25℃以上の夏日の所もあり、10月下旬とは思えないような暑さに。
所々で雨 九州南部は局地的に激しい雨
今日26日は、北日本を中心に高気圧に覆われるでしょう。一方、東シナ海から本州の南を通り、東に海上には秋雨前線が停滞する見込みです。 今日26日は、沖縄では晴れ間が出ますが、本島地方などで雨の降る所があるでしょう。九州から関東甲信は日の差す時間があっても、雲の多い天気が続きそうです。九州は昼頃まで広い範囲で雨が降り、四国は断続的に雨が降るでしょう。発達した雨雲がかかるのは海上が中心ですが、九州南部では雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。道路の冠水や落雷、突風にご注意ください。また、宮崎県ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所もあるため、引き続き、土砂災害に注意が必要です。近畿や東海、関東も朝晩を中心に雨の降る所があり、紀伊半島周辺は断続的に雨が降るでしょう。 北陸は雲が多めながらも、晴れ間が出そうです。東北や北海道は、おおむね晴れるでしょう。風が強い所も次第に収まりそうです。
10月下旬としては気温高い 夏日の所も
今日26日も、この時期としては気温の高い状態が続くでしょう。 最高気温は、沖縄では30℃くらいまで上がる所が多く、蒸し暑く感じられそうです。九州から東海は25℃前後の所が多く、大阪は26℃と夏日が続くでしょう。関東甲信は23℃前後の所が多く、日差しが少ない割に気温は高めです。 北陸は25℃以上の夏日になる所もあり、日中は汗ばむくらい。屋外での作業やスポーツは、こまめに水分や休憩をとるよう心がけましょう。東北も広く20℃超え、北海道は20℃近くまで上がる所もありそうです。朝晩と日中との気温差が大きいため、服装でうまく調節してください。
紅葉 色づき状況
日中だけでなく、朝晩の気温も平年より高い傾向が続いていて、木々の色づきは例年よりゆっくりです。上の図は、昨日25日15時現在の紅葉の色づきを地図上で表したものです。本州や四国も標高の高い所から紅葉の色づきが進み、東北では平地でも紅葉の見頃を迎えている所があります。 tenki.jpでは、人気スポットの見頃状況も紹介しています。九州から関東では、12月中旬頃にかけて紅葉狩りが楽しめる所もありそうです。ぜひ、お出かけ前の参考にしてください。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
