【40代、50代は必見】人気ヘアメイク広瀬あつこさんの「目尻リフト」メイク。老化による目尻のたるみ悩みを解消!
■プロセス1 コンシーラーで目尻の三角ゾーンの赤みを消す
細いブラシにコンシーラーを少量取り、目尻の三角ゾーンの赤みをカバー。 「大人の目尻は、メイクなどによる長年の刺激、涙のにじみなどが原因で、三角ゾーンが赤黒くくすみがち。ここがくすんでいると、影となり、「への字」が余計に強調されてしまいます。後から入れる「水平ライン」を際立たせるためにも、赤黒さを消しておきましょう」
■ここで使用したコスメ 緩んだ肌にもピタリと密着。薄づきでカバー力抜群。 「まわりの肌の色に合わせ、下段右のベージュ、または下段左のライトベージュをチョイス。目尻の三角ゾーンの赤黒さを自然とカムフラージュしてくれます」
■プロセス2 薄いブラウンのアイライナーで目尻から水平にアイラインを引く
スタート地点は、上まぶたのいちばん目尻側に生えているまつ毛の根元。そこから7mm外側に、水平にアイラインを引く。
●ここで使用したコスメ 「これは自然な二重に見せるためのアイライナーなのですが、大人の下がった目尻を矯正する『水平アイライン』にうってつけ!」 まさに“影”になりすます、薄いブラウン。にじみに強く、描きたての細いラインをしっかりキープ。お湯で簡単に落とせる。
■プロセス3 シャンパンベージュのアイシャドウでアイラインの下にハイライトを入れる
シャンパンカラーのようなパール入りのベージュシャドウを細いチップに取り、水平アイラインのすぐ下をなぞるように、水平に入れる。
●ここで使用したコスメ 「パレット左上のシャンパンベージュを使用。ナチュラグラッセのアイシャドウはパールが上品で、ギラつきません」 アルガンオイルを配合し、アイシャドウでありながら保湿効果も。肌あれ防止効果のあるトウキンセンカも配合。目元に優しい処方。
──広瀬さんから、40代、50代のOurAge世代に向けてのメッセージ。 「大人のアイメイクは、濃く、強く、すればするほど、老け感が強調されてしまいます。ちょっともの足りないくらいの見え方なのに、実はエイジングの悩みがきちんと解消されている、というのが理想的です。 ついつい『映え』させたくなるアイメイクを、大胆に引き算する潔さも、この連載のテーマでもある『ちょっとだけズルい』メイクのテクニック。頑張りすぎず、イタくならず、センス良く見える若見えの秘訣です。 まだまだ『ちょっとだけズルい』テクをご披露していきますので、次回以降もご期待ください!」 【教えてくれたのは】 広瀬あつこさん ヘア&メイクアップアーティスト。大物女優や人気モデル、著名美容家から指名が殺到するほどの人気。さまざまな女性向けメディアの美容企画で、誰でも簡単に真似できて美人になれるメイクテクニックを紹介していて好評。著書に『スマイルメイク』(世界文化社) 撮影/藤澤由加(人物) ヘア&メイク・モデル/広瀬あつこ 取材・文/小田ユイコ