秋告げる白いソバの花 京都・福知山市の休耕田で組合が栽培
京都府福知山市長田段の野台田郷管理組合(大西正光組合長)が管理する畑で、ソバの花が見ごろを迎えた。風に揺られて一面に咲く白くかれんな姿が秋の訪れを告げている。 地域活性化のために休耕地を利用して、そば事業部が2015年から栽培。現在は約5ヘクタールまで広がった圃場で草刈りや水切りなどを行い、収穫に向けて育てている。 8月18日から種をまき、例年通り9月に入ってから花をつけ始めた。見ごろは10月中旬までで、11月初旬に実を収穫する予定。 大西組合長(67)は「今年は台風が接近して心配でしたが、被害も少なく上出来です。きれいに生えそろってきているので、ぜひ見に来てもらえれば」と話している。 場所は京都交通バスの砂子池バス停の南にある。車で見学に行く場合は、砂子池グラウンドの駐車場を利用する。