芦屋基地専用水道で“PFAS”が目標値超過 周辺地域の水道水は安全確認
航空自衛隊芦屋基地の給水口などから、発がん性などの有害性が指摘されているPFASが国の定める暫定目標値の30倍検出されたことが24日、分かりました。 県は、周辺地域の水道水の安全性は確認しているとしています。 航空自衛隊芦屋基地などによりますと、環境省が10月に水質調査を行ったところ、5カ所の給水口などから、国の定める暫定目標値を超える「PFAS」=有機フッ素化合物が、検出されました。 このうち1つの給水口からは、30倍に相当する1リットルあたり1500ナノグラムが検出されたということです。 これを受けて、福岡県が周辺に位置する芦屋町・遠賀町・岡垣町の水道水を調査したところ、安全性は確認できたとしています。 周辺地域の井戸水については、今後水質を調査する予定で、結果が出るまで飲むことを控えるよう呼びかけています。
九州朝日放送