FC東京・野沢大志ブランドン、再び湘南の前に立ちはだかる!! 前回敵地戦ではシュート20本浴びるも好セーブ連発で完封勝利
J1・FC東京は3日、味の素スタジアムで湘南とリーグ第35節を戦う。GK野沢大志ブランドン(21)が再び湘南の前に立ちはだかる。6月の敵地戦ではシュート20本を打たれながらも好セーブを連発し、1―0で勝利を収めた。青赤の守護神が前回に引き続き、完封劇を再現する。 冷静沈着な野沢大は「前回もいつも通り臨んだ結果、ああいう結果になったので今回も変わらず臨みたい。そして、前回対戦よりも良くなっているところを証明できればと思う」と、平常心を強調した。 前節首位を走る広島を撃破し、勢いに乗る湘南対策にも時間を割いてきた。野沢大は「自分たちの中に迷いがあると、プレー内容も悪くなる。しっかりと確認してハッキリさせていくことは大事になる」と言う。湘南の息を吐かせぬハイプレスや、かさにかかった積極果敢な攻撃に対して真っ向勝負を挑む。 「相手に合わせないで自分たちもアグレッシブに行かないといけない。セカンドボールや、球際、ラインをズルズル下がらないようにして敵陣でプレーできるようにしたい」 それでも、90分間の中に苦しい時間帯は必ずあるという。守護神は「賢くプレーしなければいけないときは必ずある。勝つためのサッカーをしていきたい」と、言葉にした。 前節は試合中に足をつるアクシデントで途中交代となったが、今節に向け万全を強調。残り4試合で「GKとしての立ち振る舞いを良くしていきたい。安定感と足元のプレーの質も磨き上げていきたい」と吐き出す。再びシュートの雨をことごとくはじき返し、青赤を勝利に導く。
中日スポーツ