完敗のジャパンXV、エディー・ジョーンズHC決定力の差を嘆くも「選手の努力には感銘」【ラグビー】
ラグビーの強化試合、リポビタンDチャレンジカップは29日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表「ジャパンXV」は、マオリ・オールブラックスに10―36で敗れた。 日本はキックオフからSO山沢、FB矢崎の快走で攻め込み、前半6分、左ラインアウトからゲーム主将のフッカー原田が先制トライ。18分には山沢の絶妙なキックパスでWTBツイドラキが相手ゴール前に迫るが、トライ寸前でノックオン。好機を逃した日本は、ハーフタイムをはさんで6トライを失い、完敗した。 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「相手の22メートル線には11回攻め込んだが、日本は2トライ。相手は7回入って6トライ。すべてのチャンスを得点に結び付けた」と決定力の差を嘆きながら「選手の努力には感銘を受けている。中でも20歳の矢崎はイングランド戦からの成長が著しい。結果は悔しいが、いい学びになっている」と話した。ジャパンXVとマオリ・オールブラックスの第2戦は7月6日に豊田スタジアム(愛知)で行われる。
中日スポーツ