【光る君へ】第47話は視聴率10・0% 最終回直前で2ケタ復帰…人気芸人の熱演に驚き「助演賞です」
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第47話が8日に放送され、世帯平均視聴率が10・0%だったことが9日、分かった。ドラマは次回15日放送で最終回を迎える。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 【写真】人気芸人の熱演に驚き「助演賞です」 初回は12・7%でスタート。前回は9・7%を記録し、今回は0・3ポイントアップで2ケタに復帰。個人視聴率は6・0%だった。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第47話は「哀しくとも」。まひろ(吉高由里子)たちは異国の海賊との戦いに巻き込まれ、敵の攻撃で、周明(松下洸平)が倒れる。一方、朝廷にも攻撃による被害状況が伝わり、動揺が広がる中、摂政・頼通(渡邊圭祐)は対応に動かず、太閤・道長(柄本佑)への報告も止めてしまう。そんな事態を歯がゆく思う実資(秋山竜次)の元に、海賊との戦いを指揮する隆家(竜星涼)から文が届く。やがて異国の脅威を知った道長は、まひろの安否が気になり…という展開。 放送後、公式インスタグラムには劇中写真が掲載され、熱のこもった芝居を見せた実資役のロバート・秋山竜次の姿も。フォロワーは「実資さん、今回特にかっこよかったです!」「黒光る君へ」「今回の大河に於ける“助演賞”です」「めちゃめちゃ素敵な演技でした」「もう終盤ですが改めて秋山さんすごい」などの声を上げていた。
報知新聞社