目もと専用治療や、糸リフトって実際どうなの...? 50代がトライすべき「美容医療」6選を専門医がレクチャー!
これまでの美容の蓄積やライフスタイルが、如実に外見に現れてくる50代。ホルモンバランスの変化によって、まぶたのたるみやフェイスラインのぼやけといった悩みを抱える人も増え、同じ年齢でも、人によって差が大きく開いてくるのもこの年代の特徴。 【写真】整形して大正解?それとも大失敗?美容整形を受けたことを認めたセレブ35 そんな50代だからこそ、思い切って本気の美容医療にチャレンジしてみるのもおすすめ。美容医療のスペシャリストである銀座高須クリニック院長・高須英津子先生が、50代におすすめの美容医療アプローチ6選をご紹介!
50代におすすめな施術①:サーマクールアイ(目もと専用RF高周波エネルギーシステム)
RF波と高周波によって皮膚を引き上げる、サーマクールの目もと専用治療。従来のRF高周波エネルギーシステムでは、目の周りの皮膚の薄い部分に対応できなかったものの、目もと専用チップが開発されたことによりメスを使わずに目もとのたるみ治療が可能に。上下まぶたのちちめんジワを解消するほか、目もとにハリがでて開きが良くなり、目が大きく見える効果も。 ・施術時間:約20~60分 ・術後の腫れ:ほとんどなし(個人差あり)。直後から洗顔・メイクが可能。 ・術中の痛み:わずか。クリーム麻酔と点眼麻酔をして行う(高須クリニックの場合)。 ・効果の現れ方:施術した直後にも多少のリフトアップが実感でき、約3カ月かけてさらに引き締まっていく。 ・効果の持続:施術した部位のコラーゲンが増えて、効果は半永久に持続。効果が出た時点から、通常通りの老化が進む。 ※肌質により、照射後の皮膚に発赤、ほてりが出る可能性がある
50代におすすめな施術②:眉下リフト(上眼瞼(がんけん)リフト、眉下切開、眉毛下切開)
眉毛の下を切開し、厚くなっている余分な上まぶたの皮膚のたるみを切除する施術。年齢の出やすい眉下のたるみを切開することで、若々しい目もとに。目の形や顔の印象を大きく変えないため、自然なまま印象を改善することができるのもポイント。ダウンタイムがあるものの、目の上のたるみ取りに比べると術後の腫れが少ない。 「まぶたの余分な皮膚を切除すると同時に、余分な眼窩(がんか)内脂肪やROOF(隔膜前脂肪)を切除することができます。まぶたが腫れぼったい人には大変有効な手術法です」 ・施術時間:約30~60分 ・術後の腫れ:強い腫れは約1~2週間(個人差あり)。当日から洗顔・シャワーが可能。アイメイクは抜糸の翌日から可能。 ・術中の痛み:痛みはわずか。点眼麻酔、クリーム麻酔、局所麻酔を併用。 ・効果の現れ方:約6カ月で完全に腫れが引く。 ・効果の持続:施術部分が戻ることはない。10~20年単位での加齢や老化によって、施術部分以外の新たなたるみが生じる可能性がある。 ※抜糸するまでの約1~2週間程度は、強い腫れがある。手術直後~翌日が腫れのピークで、その後は徐々に腫れが引いていく。 ※術後、約1週間後に来院して抜糸が必要 ※コンタクトレンズは抜糸してから使用可能 ※ほとんどの場合で内出血が生じ、1~2週間程度で消失する